SAInoITnote 日検 情報処理技能検定試験 表計算 
主催：日本情報処理検定協会（日検）
後援：文部科学省
情報処理技能検定試験 表計算
第112回 情報処理技能検定試験 表計算 4級 過去問題 解き方 （平成30年2月）
- ❶下記の＜入力データ＞を基に、＜処理条件＞に従って表を完成し、印刷しなさい。
表題は表の中央、見出しは中央揃え、文字は左揃え、数字は右揃えとし、3桁ごとにコンマをつけること。 - ❷試験時間は20分とする。ただし、印刷は試験時間外とする。
- ❶＜出力形式＞のような賞与一覧表を作成しなさい。（ーーーの部分は空白とする）
- ❷期末手当＝基準額×1.5
勤勉手当＝基準額×0.4×査定額÷100
総支給額＝期末手当＋勤勉手当 - ❸合計・平均（整数未満四捨五入の表示）を求めなさい。
- ❹線の太線と細線を区別する。（外枠は太線とする）
処理条件
❶＜出力形式＞のような販売一覧表を作成しなさい。（ーーーの部分は空白とする）
全体的な枠組みは＜出力形式＞を基に、表の中の具体的な文字や数値は＜入力データ＞を基に作成します。
問題に「表題は表の中央、見出しは中央揃え、文字は左揃え、数字は右揃えとし、3桁ごとにコンマをつけること。」とありますが、この作業は後で行います。
まずは、文字や数値の入力だけを行います。
❷期末手当＝基準額×1.5
期末手当は、基準額×1.5で求めます。
数式は全て半角で入力します。
- C3セルをクリックして、「＝」を入力します
- B3セルをクリックすると、C3セルが「＝B3」となります
- 「*1.5」を入力すると、E3セルが「＝B3*1.5」となります
- 「Enter」キーを押します
❷勤勉手当＝基準額×0.4×査定額÷100
勤勉手当は、基準額×0.4×査定額÷100で求めます。
数式は全て半角で入力します。
- E3セルをクリックして、「＝」を入力します
- B3セルをクリックすると、E3セルが「＝B3」となります
- 「*0.4*」を入力すると、E3セルが「＝B3*0.4*」となります
- D3セルをクリックすると、E3セルが「＝B3*0.4*D3」となります
- 「/100」を入力すると、E3セルが「＝B3*0.4*D3/100」となります
- 「Enter」キーを押します
❷総支給額＝期末手当＋勤勉手当
総支給額は、期末手当＋勤勉手当で求めます。
数式は全て半角で入力します。
- F3セルをクリックして、「＝」を入力します
- C3セルをクリックすると、F3セルが「＝C3」となります
- 「＋」を入力すると、F3セルが「＝C3＋」となります
- E3セルをクリックすると、F3セルが「＝C3＋E3」となります
- 「Enter」キーを押します
オートフィル機能を使って計算式を下の行へコピーします。
❸合計・平均（整数未満四捨五入の表示）を求めなさい。
合計
セルB12を選択します。
自動的にセルB3からB11が選択されます。
セルB3からB10をドラッグして選択します。
「Enter」キーを押します。
平均
セルB13を選択します。
自動的にセルB12が選択されます。
セルB3からB10をドラッグして選択します。
「Enter」キーを押します。
オートフィル機能を使って計算式を右の列へコピーします。
処理条件に「（ーーーの部分は空白とする）」とあるので、査定値は削除します。
査定値部分の合計と平均を選択します。
「Delete」キーを押します。
処理条件に「整数未満四捨五入の表示」とありますが、小数点以下の数値はないので、特別作業する必要はありません。
❹線の太線と細線を区別する。（外枠は太線とする）
罫線を引く前に、問題の「表題は表の中央、見出しは中央揃え、文字は左揃え、数字は右揃えとし、3桁ごとにコンマをつけること。」を行います。
表題は表の中央
セルA1からF1をドラッグして選択します。
表題が表の中央になります。
見出しは中央揃え
セルA2からF2を選択し、「Ctrl」キーを押しながらセルA12からA13を選択します。
見出しが中央揃えになります。
3桁ごとにコンマをつける
セルB3からF13を選択します。
3桁ごとにコンマがつきます。
罫線
セルA2からG12を選択します。
選択は解除せず、そのまま次の作業を行います。
選択は解除せず、そのまま次の作業を行います。
この作業は、画面では表示されていても、印刷したときに「####」のようになってしまうのを防ぎます。
選択を解除します。
これで完成です。
解答方法に誤りなどありましたら「お問い合わせ」からご連絡いただけると幸いです。
訂正いたします。
