次回試験:第137回 令和06年07月14日(日) / 申込受付:令和06年05月31日(金) ~ 06月13日(木)

第120回 情報処理技能検定試験 表計算 4級 過去問題 解き方 (令和2年2月)

主催:日本情報処理検定協会(日検)
後援:文部科学省
情報処理技能検定試験 表計算

 

第120回 情報処理技能検定試験 表計算 4級 過去問題 解き方 (令和2年2月)

 

 

問題
  • 下記の<入力データ>を基に、<処理条件>に従って表を完成し、印刷しなさい。
    表題は表の中央、見出しは中央揃え、文字は左揃え、数字は右揃えとし、3桁ごとにコンマをつけること。
  • 試験時間は20分とする。ただし、印刷は試験時間外とする。

 

 

処理条件
  • <出力形式>のような給料一覧表を作成しなさい。(ーーーの部分は空白とする)
  • ❷-1 勤勉手当=基本給÷1,000×査定A
  • ❷-2 営業手当=200×査定B
  • ❷-3 支給総額=基本給+勤勉手当+営業手当
  • 合計・平均(整数未満四捨五入の表示)を求めなさい。
  • 罫線の太線と細線を区別する。(外枠は太線とする)

 

 


 

処理条件

処理条件

<出力形式>のような請求額一覧表を作成しなさい。(ーーーの部分は空白とする)

全体的な枠組みは<出力形式>を基に、表の中の具体的な文字や数値は<入力データ>を基に作成します。

 

 

問題に「表題は表の中央、見出しは中央揃え、文字は左揃え、数字は右揃えとし、3桁ごとにコンマをつけること。」とありますが、この作業は後で行います。
まずは、文字や数値の入力だけを行います。

 

「基本給」を入力すると「社員名」が隠れてしまいますが、後で調整するのでこのまま作業を続けます。

 

処理条件

❷-1勤勉手当=基本給÷1,000×査定A

 

 

勤勉手当は、基本給÷1,000×査定Aで求めます。
数式は全て半角で入力します。

  1. D3セルをクリックして、「=」を入力します
  2. B3セルをクリックすると、D3セルが「=B3」となります
  3. 「/1000*」を入力すると、D3セルが「=D3/1000*」となります
  4. C3セルをクリックすると、D3セルが「=D3/1000*C3」となります
  5. 「Enter」キーを押します

 

処理条件

❷-2 営業手当=200×査定B

営業手当は、営業手当=200×査定B求めます。
数式は全て半角で入力します。

  1. F3セルをクリックして、「=」を入力します
  2. 「200*」を入力すると、F3セルが「=*」となります
  3. E3セルをクリックすると、F3セルが「=200*E3」となります
  4. 「Enter」キーを押します

 

処理条件

❷-3 支給総額=基本給+勤勉手当+営業手当

支給総額は、基本給+勤勉手当+営業手当で求めます。
数式は全て半角で入力します。

  1. G3セルをクリックして、「=」を入力します
  2. B3セルをクリックすると、G3セルが「=B3」となります
  3. 「+」を入力すると、G3セルが「=B3+」となります
  4. D3セルをクリックすると、G3セルが「=B3+D3」となります
  5. 「+」を入力すると、F3セルが「=B3+D3+」となります
  6. F3セルをクリックすると、G3セルが「=B3+D3+F3」となります
  7. 「Enter」キーを押します

 

オートフィル機能を使って計算式を下の行へコピーします。

 

処理条件

合計・平均(整数未満四捨五入の表示)を求めなさい。

合計

セルB12を選択します。
処理条件に「(ーーーの部分は空白とする)」とあるので、「値引率」の合計、平均は求めません。

 

[ホーム]タブ-[編集]グループの「Σ」をクリックします。

 

自動的にセルB3からB11が選択されます。

 

セルB3からB10をドラッグして選択します。

 

「Enter」キーを押します。

 

平均

セルB13を選択します。

 

[ホーム]タブ-[編集]グループの「Σ」横の「▼」をクリックし、「平均」を選択します。

 

自動的にセルB12が選択されます。

 

セルB3からB10をドラッグして選択します。

 

「Enter」キーを押します。

 

オートフィル機能を使って右側へコピーします。

 

処理条件に「整数未満四捨五入の表示」とあるので、整数未満を四捨五入して整数のみの表示にします。

平均部分をドラッグします。

 

[ホーム]タブ-[数値]グループの「小数点以下の表示桁数を減らす」を小数部分がなくなるまでクリックします。

 

整数のみの表示になります。

 

 

処理条件に「(ーーーの部分は空白とする)」とあるので、「値引率」の合計と平均を選択します。

「deelete」キーを押します。

 

処理条件

線の太線と細線を区別する。(外枠は太線とする)

罫線を引く前に、問題の「表題は表の中央、見出しは中央揃え、文字は左揃え、数字は右揃えとし、3桁ごとにコンマをつけること。」を行います。

表題は表の中央

セルA1からG1をドラッグして選択します。

 

[ホーム]タブ-[配置]グループの「セルを結合して中央揃え」をクリックします。

 

表題が表の中央になります。

 

見出しは中央揃え

セルA2からG2を選択し、「Ctrl」キーを押しながらセルA12からA13を選択します。

 

[ホーム]タブ-[配置]グループの「中央揃え」をクリックします。

 

見出しが中央揃えになります。

 

3桁ごとにコンマをつける

セルB3からG13を選択します。

 

[ホーム]タブ-[数値]グループの「桁区切りスタイル」をクリックします。

 

3桁ごとにコンマがつきます。

 

罫線

セルA2からG13を選択します。

 

[ホーム]タブ-[フォント]グループの「罫線」横の「▼」をクリックし、「格子」を選択します。

 

格子の罫線が付きます。
選択は解除せず、そのまま次の作業を行います。

[ホーム]タブ-[フォント]グループの「罫線」横の「▼」をクリックし、「太い外枠」を選択します。

太い外枠の罫線が付きます。
選択は解除せず、そのまま次の作業を行います。

[ホーム]タブ-[セル]グループの「書式」をクリックし、「列幅の自動調整」を選択します。
この作業は、画面では表示されていても、印刷したときに「####」のようになってしまうのを防ぎます。

選択を解除します。
これで完成です。

解答方法に誤りなどありましたら「お問い合わせ」からご連絡いただけると幸いです。
訂正いたします。


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