7. 最新の学習サポート『Lynx(リンクス)』とは?
Lynx(リンクス)とは?
ヒューマンアカデミージュニア ロボット教室では、2025年1月より、新たな学習サポートツールとして「Lynx(リンクス)」という専用のタブレットおよび学習支援システムが導入されます。
このLynxは、子ども・保護者・教室(インストラクター)をつなぐ“学びのプラットフォーム”として設計されており、授業の中でも家庭でも、より一人ひとりに寄り添った学習体験を可能にします。
なぜ今、Lynxが必要なのか?
これまでのロボット教室では、紙のテキストをもとに学習を進めてきました。もちろん、紙の良さもありますが、情報管理や家庭との連携という点では、十分とは言えない面もありました。
Lynxはこのような課題に応える形で誕生しました。
今の時代に合わせて、「学びを見える化し、家庭でも学びを継続できる環境」を整えることを目的としています。
Lynxで実現する“新しい学び”のかたち
Lynxは、ロボット教室専用に開発されたタブレットと連携したシステムです。
具体的には、以下のような機能を通じて、日々の学習をサポートします。
– 授業テキストのデジタル表示と自動保存機能
授業で使う組み立て手順書や補足資料をタブレットで閲覧。書き込んだ内容もそのまま保存されます。
– インストラクターからのフィードバック確認
ロボット制作の記録やコメント、アドバイスなどがデジタルで受け取れるようになります。
– 家庭との学習連携
保護者は、専用マイページを通じて、お子さまの進捗や取り組みの様子をリアルタイムで確認可能。これにより、「何を学んでいるか」「どこまで進んでいるか」が家庭でも明確になります。
– 生徒自身の学習履歴管理
過去の授業や作ったロボットの記録を振り返ることで、自己評価や目標設定にも役立ちます。
Lynxは“教室の外”にも学びを広げる
最大の特長は、授業中だけでなく、家庭での学習にもスムーズに活用できることです。
たとえば、授業で作ったロボットの改造を自宅で続けたり、分からなかったところを保護者と一緒に確認したりすることができます。これにより、教室と家庭が連動した学びが実現します。
Lynx導入によって変わる3つの視点
視点 | これまで | Lynx導入後 |
---|---|---|
子ども | 紙テキストで管理、進捗の記録は曖昧 | 自分の取り組みを自動記録、振り返りしやすい |
保護者 | 授業の様子や進捗がわかりづらい | マイページで子どもの様子が一目でわかる |
インストラクター | 成長の様子を口頭や紙で伝達 | デジタル上で連絡・アドバイスを共有可能 |
まとめ
Lynx(リンクス)は、ロボット教室における学習体験を一歩先へ進める新しい仕組みです。
単なるデジタル化ではなく、子どもが自分で学びを振り返り、保護者も成長を感じられる「学びの見える化」を実現します。
2025年からスタートするこの取り組みは、今後のSTEM教育やプログラミング教育の在り方を変える、大きな一歩となるでしょう。
保護者・生徒は何ができる?どう使う?
Lynx(リンクス)は、ロボット教室での学びをより深め、家庭でもスムーズに活かせるように設計された学習支援タブレット&マイページシステムです。
この章では、保護者と生徒が実際にどのようにLynxを使い、どんなことができるのかをわかりやすく解説します。
保護者ができること:学びを「見守る」「共有する」
これまでの紙教材では見えづらかった授業の進捗や子どもの成長の様子が、Lynxを使うことで明確に可視化されます。保護者は自宅から、お子さまの学びをリアルタイムで見守ることができます。
主な機能:
– 授業の進捗確認
どこまでテキストが進んでいるか、どんなロボットを作っているかが一覧で表示されます。
– インストラクターからのコメントの閲覧
授業中の取り組みや様子について、インストラクターからのフィードバックが表示されます。
– お知らせ・連絡の受信
授業日程や教室からの連絡事項が届くため、紙のお知らせを見逃す心配がなくなります。
– 学習履歴の閲覧・保存
お子さまがどのような作品を作ってきたか、どんな工夫をしたかを記録として確認できます。
これにより、「今日はどうだった?」「うまくできた?」といった会話のきっかけが自然と生まれ、家庭でのコミュニケーションにもつながります。
生徒ができること:楽しく、効率的に学びを進める
子どもたちは、教室でLynxタブレットを使ってテキストを確認したり、操作を記録したりしながら学習を進めていきます。
紙のテキストと異なり、書き込みや復習がしやすく、授業の振り返りにも役立ちます。
主な機能:
– テキストのデジタル表示と操作記録
画面上で組み立て手順を確認しながら進められるため、間違いが少なく、自分のペースで学べます。
– 記録とメモの保存
改造アイデアや注意点をタブレットに記録しておけるため、次回の授業や大会参加の際にも役立ちます。
– 自分の成長を確認
過去に作ったロボットの一覧やコメントを見返すことで、どこが得意で、どこをもっと伸ばしたいかがわかります。
– 課題の提出や復習のサポート
一部の教室では、自宅での簡単な復習や発表練習をタブレット上で行うことも可能です。
Lynxは、子ども自身が自分の成長を“実感”しながら学びを進められる環境を提供します。
操作はとても簡単。誰でも安心して使える
「タブレット操作は難しそう…」と心配される保護者の方もご安心ください。
Lynxは、小学生の低学年でも直感的に操作できるインターフェースで設計されており、特別なスキルは必要ありません。
– タッチ操作中心で、文字が大きく見やすいレイアウト
– 間違って操作してもすぐに元に戻せる設計
– 授業で使い方をインストラクターが丁寧にサポート
また、タブレットは教室から配布され、カバー付きの専用端末なので安全性や耐久性にも配慮されています。
保護者と子ども、インストラクターが“ひとつにつながる”
Lynxは、単なる教材閲覧ツールではありません。
それぞれが役割を持って学びに関わり、成長を一緒に見守るための「つながる学習環境」を実現します。
利用者 | 主な役割・できること |
---|---|
子ども | 学習・記録・振り返り |
保護者 | 見守り・サポート・連絡 |
インストラクター | 指導・記録・フィードバック |
この三者がLynx上で情報を共有することで、学習への関心が深まり、安心感も生まれます。
まとめ
Lynx(リンクス)は、子どもたちの学びをサポートするだけでなく、保護者の「知りたい」や「見守りたい」に応える仕組みを備えた新しい学習ツールです。
家庭でも授業の内容を把握できるようになり、子どもが「今どこまで学んでいるか」「何に挑戦しているか」が一目でわかる環境が整いました。
Lynxは、これからのロボット教室において、家庭と教室を結ぶ“かけ橋”として大きな役割を果たしていくことでしょう。
導入スケジュールと対象コース
ヒューマンアカデミージュニア ロボット教室でスタートする新しい学習支援ツール「Lynx(リンクス)」は、2025年から本格導入されます。
ここでは、導入のタイミング、対象となるコース、そしてタブレットの配布や費用に関する基本的な情報を解説します。
2025年1月より順次導入開始
Lynxは、2025年1月から全国のロボット教室で段階的に導入されます。
教室によって導入タイミングが異なる場合があるため、詳細は各教室の案内に従って確認するのが確実です。
公式発表では、2025年1月以降、ベーシックコース・ミドルコース・アドバンスコースの生徒を対象に導入が開始される予定です。
対象となるコース
Lynxタブレットが導入されるのは、以下の3つのコースです。
コース名 | 対象年齢 | 紙テキスト継続(Lynx未導入) |
---|---|---|
プレプライマリーコース | 年中~小学1年生 | 紙テキスト継続(Lynx未導入) |
プライマリーコース | 年中~小学1年生 | 導入対象 |
ベーシックコース | 小学1~3年生 | 導入対象 |
ミドルコース | 小学3~5年生 | 導入対象 |
アドバンスコース | 小学5年生~中学生 | 導入対象 |
低年齢層のプレプライマリーおよびプライマリーコースについては、これまで通りの紙テキストでの学習が継続されます。
これは、タブレット操作に不慣れな未就学児や低学年の子どもにも配慮した運用方針によるものです。
使用するタブレットについて
Lynxで使用されるタブレットは、ヒューマンアカデミーが学習用途に最適化した専用端末(10インチ)です。
紙のテキストをそのまま再現した構成で、組み立て手順・解説・記録スペースなどがタブレット内に表示されます。
特徴:
– 大型の10インチ画面で視認性が高い
– タッチ操作中心の直感的なUI
– 専用カバー付きで持ち運び・安全面に配慮
– 手書き入力やメモ機能にも対応*
– 教材データはクラウドで自動保存
操作方法は授業中にインストラクターがサポートするため、初めての子どもでもスムーズに使いこなせるよう設計されています。
導入にかかる費用と注意点
Lynxの導入にあたっては、以下のような費用が発生する場合があります。
主な費用の内訳(教室によって異なる可能性あり):
– タブレット本体代金(進級時に購入):一部の進級コースで必要
– 利用料またはシステム管理費:教室によって月額に含まれる場合もあり
– 破損・紛失時の保証対応:教室指定の保険制度を利用可能
実際の金額や支払い方法は、各教室または体験授業時の案内で詳しく説明されます。
なお、導入コースに進級した段階で必要となるため、すでに受講中の生徒は次の進級時に利用が開始される形が一般的です。
今後のアップデートと展望
Lynxは今後も、さらなる機能拡張が予定されています。
– 保護者へのお知らせ配信強化
– 子どもの達成バッジや目標設定機能
– オンライン発表会への対応
– 学習履歴のグラフ化・可視化
こうしたアップデートにより、学びの体験はさらに多層的・継続的なものへと進化していく見込みです。
まとめ
Lynxの導入は、ロボット教室の学習体験に新たな価値をもたらす重要な取り組みです。
対象コースに進級するタイミングで導入が開始され、子どもたちはより効率的で、自律的な学習環境を手にすることができます。
保護者にとっても、子どもの成長や努力がリアルタイムで「見える化」される安心感は大きな魅力です。
今後、導入に関する詳細が公開されていく中で、ぜひ無料体験などを通じて教室ごとの対応を確認してみてください。