次回試験:第139回 令和06年12月08日(日) / 申込受付:令和06年10月30日(水) ~ 11月11日(月)

第118回 情報処理技能検定試験 表計算 4級 過去問題 解き方 (令和元年10月)

主催:日本情報処理検定協会(日検)
後援:文部科学省
情報処理技能検定試験 表計算

 

第118回 情報処理技能検定試験 表計算 4級 過去問題 解き方 (令和元年10月)

 

 

 

問題
  • 下記の<入力データ>を基に、<処理条件>に従って表を完成し、印刷しなさい。
    表題は表の中央、見出しは中央揃え、文字は左揃え、数字は右揃えとし、3桁ごとにコンマをつけること。
  • 試験時間は20分とする。ただし、印刷は試験時間外とする。

 

 

処理条件
  • <出力形式>のような請求額一覧表を作成しなさい。(ーーーの部分は空白とする)
  • ❷-1超過単価=基本料金÷12×0.8
  • ❷-2超過料金=超過単価×(時間−12)
  • ❷-3請求額=基本料金+超過料金
  • 合計・平均(整数未満四捨五入の表示)を求めなさい。
  • 罫線の太線と細線を区別する。(外枠は太線とする)

 


 

処理条件

処理条件

<出力形式>のような請求額一覧表を作成しなさい。(ーーーの部分は空白とする)

全体的な枠組みは<出力形式>を基に、表の中の具体的な文字や数値は<入力データ>を基に作成します。

 

 

問題に「表題は表の中央、見出しは中央揃え、文字は左揃え、数字は右揃えとし、3桁ごとにコンマをつけること。」とありますが、この作業は後で行います。
まずは、文字や数値の入力だけを行います。

「車名」を入力すると「会員名」が隠れてしまいますが、後で調整するのでこのまま作業を続けます。

 

処理条件

❷-1超過単価=基本料金÷12×0.8

 

 

超過単価は、基本料金÷12×0.8で求めます。
数式は全て半角で入力します。

  1. E3セルをクリックして、「=」を入力します
  2. D3セルをクリックすると、E3セルが「=D3」となります
  3. 「/12*0.8」を入力すると、D3セルが「=D3/12*0.8」となります
  4. 「Enter」キーを押します

 

処理条件

❷-2超過料金=超過単価×(時間−12)

超過料金は、超過単価×(時間−12)で求めます。
数式は全て半角で入力します。

  1. F3セルをクリックして、「=」を入力します
  2. 「E3」を入力すると、F3セルが「=E3」となります
  3. 「*(」を入力すると、F3セルが「=E3*(」となります
  4. C3セルをクリックすると、F3セルが「=E3*(C3」となります
  5. 「-12)」を入力すると、F3セルが「=E3*(C3-12)」となります
  6. 「Enter」キーを押します

 

処理条件

❷-3請求額=基本料金+超過料金

請求額は、基本料金+超過料金で求めます。
数式は全て半角で入力します。

  1. G3セルをクリックして、「=」を入力します
  2. D3セルをクリックすると、G3セルが「=D3」となります
  3. 「+」を入力すると、G3セルが「=D3+」となります
  4. F3セルをクリックすると、G3セルが「=D3+F3」となります
  5. 「Enter」キーを押します

 

オートフィル機能を使って計算式を下の行へコピーします。

 

処理条件

合計・平均(整数未満四捨五入の表示)を求めなさい。

合計

セルC12を選択します。

 

[ホーム]タブ-[編集]グループの「Σ」をクリックします。

 

自動的にセルC3からC11が選択されます。

 

セルC3からC10をドラッグして選択します。

 

「Enter」キーを押します。

 

平均

セルC13を選択します。

 

[ホーム]タブ-[編集]グループの「Σ」横の「▼」をクリックし、「平均」を選択します。

 

自動的にセルC12が選択されます。

 

セルC3からC10をドラッグして選択します。

 

「Enter」キーを押します。

 

オートフィル機能を使って右側へコピーします。

 
 

処理条件に「整数未満四捨五入の表示」とあるので、整数未満を四捨五入して整数のみの表示にします。

平均部分をドラッグします。

 

[ホーム]タブ-[数値]グループの「小数点以下の表示桁数を減らす」を小数部分がなくなるまでクリックします。

 

整数のみの表示になります。

 

処理条件に「(ーーーの部分は空白とする)」とあるので、「超過単価」の合計と平均を選択します。

「deelete」キーを押します。

 

処理条件

線の太線と細線を区別する。(外枠は太線とする)

罫線を引く前に、問題の「表題は表の中央、見出しは中央揃え、文字は左揃え、数字は右揃えとし、3桁ごとにコンマをつけること。」を行います。

表題は表の中央

セルA1からG1をドラッグして選択します。

 

[ホーム]タブ-[配置]グループの「セルを結合して中央揃え」をクリックします。

 

表題が表の中央になります。

 

見出しは中央揃え

セルA2からG2を選択し、「Ctrl」キーを押しながらセルA12からA13を選択します。

 

[ホーム]タブ-[配置]グループの「中央揃え」をクリックします。

 

見出しが中央揃えになります。

 

3桁ごとにコンマをつける

セルC3からG13を選択し、「ctrl」キーを押しながらセルE3からG13を選択します。

 

[ホーム]タブ-[数値]グループの「桁区切りスタイル」をクリックします。

 

3桁ごとにコンマがつきます。

 

罫線

セルA2からG13を選択します。

 

[ホーム]タブ-[フォント]グループの「罫線」横の「▼」をクリックし、「格子」を選択します。

 

格子の罫線が付きます。
選択は解除せず、そのまま次の作業を行います。

[ホーム]タブ-[フォント]グループの「罫線」横の「▼」をクリックし、「太い外枠」を選択します。

太い外枠の罫線が付きます。
選択は解除せず、そのまま次の作業を行います。

[ホーム]タブ-[セル]グループの「書式」をクリックし、「列幅の自動調整」を選択します。
この作業は、画面では表示されていても、印刷したときに「####」のようになってしまうのを防ぎます。

選択を解除します。
これで完成です。

解答方法に誤りなどありましたら「お問い合わせ」からご連絡いただけると幸いです。
訂正いたします。


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